視察日:平成19年3月22日から24日
熊本市 PFI活用について(熊本市PFI活用指針参照)
説明者 古庄課長補佐ほか
PFIとは
公共施設の建設、維持管理、運営等を民間の資金、経営能力及び技術的能力を活用して行う、新しい手法であり、民間を活用することにより、国や地方公共団体等が直接実施するよりも、効率的かつ効果的に公共サービスを提供できる事業について実施する。(ゴミ収集業務・給食センター・学校施設など)
従来の公共事業では、資金調達、設計、建設、維持管理、運営などを公共が直接実施するため、それぞれに使用を決定した上で入札等によって一部を民間事業者に発注(仕様発注方式)していたが、PFIでは、公共が求める性能を定めるのみ(性能発注方式)で、その他は民間事業者の主体的な創意工夫に委ねることで効率的で質の高い公共事業を目指す仕組みとなっている。熊本市はその活用指針を設けそれに沿って計画している。
PFI事業の特徴―これまでの公共工事との違いー
1. VFM(value for money)の達成
「支払い(税金)に対して最も価値の高いサービスを提供する」といった公共資金の効果的な運用
2. リスク分担
公共と民間との間で最適なリスク分担を達成
3. 長期契約
10〜30年程度の長期契約の締結
4. 財政支出の平準化
間資金を活用する事で財政支出の平準化
5. 公平性・透明性の原則
特定事業の選定、民間事業者の選定等各種手続きを公開し、公平性・透明性を確保
6. 性能発注とチェック機能
民間事業者の創意工夫を尊重すると共に、要求水準に基づくサービスの質の確保を図る監視制度の確立
熊本市総合保健福祉センター(仮称) 整備・PFI事業について(別紙参照)
熊本市は先に示した「熊本市PFI活用指針」に基づき熊本市保健所、中央保健センター、子ども総合相談室(仮称)、子ども発達支援センター(仮称)、市民協働の広場(仮称)の5つの機能を備えた複合施設となる熊本市総合保健センターを建設している。
事業期間 平成18年3月24日から平成40年3月31日(約22年間)
契約日 平成18年3月24日
設計・建設期間 約2年 維持管理・運営期間約20年間
契約金額 37億6438万9898円(消費税込み)
事業者 SPC(事業のための法人)と熊本市が事業契約を締結
SPC(株式会社 がまたす)から九電工グループ各社が業務委託を再締結し、事業を実施
熊本市PFI説明 | |
熊本市内の市民活動支援センター | 熊本市公園 |
唐津競艇前売り場外「オラレ呼子」 | オラレ呼子の事務所内部 |
唐津焼き物物産展示場 | 物産会館内の前売り場外「ミニット」 |
〒772-0051
鳴門市鳴門町高島字北270
TEL.088-687-1544
FAX.088-687-1544
MAIL.hashimoto@tv-naruto.ne.jp